『青春を山に賭けて(植村直己)』を読んだ感想。

実はこの方を知らなかった。本を書いていたのも知らなかった。TBS「クレイジージャーニー」を見て存在を知った。本屋で本作を見かけて、彼の史実を知りたくて読了。

彼がなぜ国民栄誉賞をもらってるか。彼の名前が名誉ある賞になってるか。それらの疑問は本作を読んでわかった。

本作は偉業を成し遂げた山登りにフォーカスして書かれている。期間は、生まれから1971年のこと。なにが言いたいかと云うと、彼の死に迫った話はない。
彼の行動の原点は意外に小さいことである。ただ、本人も書いているようにその原点への傾注が半端ない。これらの偉業は、意地や根性、情熱と覚悟(潔さ)がともに合わさったから成せたと思われる。あと忘れてはいけないのが人との出逢いかなと。
出生からと長いスパンの話が書かれているが、いずれもこだわりがあってよかった。それを守ったからこその偉業だと思う。

彼の偉業は五大陸最高峰であるが、今は七大陸最高峰が正式な記録になりそう(五大陸の概念がない?)。彼の足跡を追って今も残り続けている。

過去の植村直己冒険受賞者は以下リンクから。
LINK歴代受賞者の紹介 – 植村直己冒険館

ちなみに、国民栄誉賞は没年に受賞。
LINK国民栄誉賞 – Wikipedia

siamnora (@siam__) のヒトコト
この人こそクレイジー!!

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