4月に鑑賞した映画のご紹介です。
名作もありましたが、コメントに迷う作品が多かったです。
スポンサード・リンク
【鑑賞した作品リスト】と【感想】
from filmarks
1.エターナル・サンシャイン(Eternal Sunshine of the Spotless Mind)2004 4.5/3.7
https://www.imdb.com/video/vi2292515097/?playlistId=tt0338013?ref_=ext_shr_tw
ふかわりょうが勧めてたので観てみた。ジムキャリーの作品でこんなに良い作品があったとは。
とにかく世界観が不思議。普通の恋愛作品ではないのはたしか。話の内容はよくある内容、誰もが一回は考えつく内容かとは思うが、表現の独創性が圧倒している。
本作は記憶に関するSFのようなテイストも含まれているが、着眼点がよかった。訳では”記憶図”としていた。
マスクよりも後の作品だが、コメディやお笑い要素は多くない。主人公は無口で恋愛に疎く、当たり障りのない人生を送ってるという設定だけに大人しい演技が多かった。動きはダイナミックにジムキャリーらしさがある部分もあり、役の幅広さがよくわかる。
ジムキャリーがかなり好きなのもあるが、この作品自体かなり好きだった。また観たい
ジムキャリーは俳優業を辞めるようだ。お疲れ様でした
https://eiga.com/news/20220404/8/
2.ミツバチのささやき(The Spirit of the Beehive)1973 3.5/4.0
https://www.imdb.com/video/vi4214603545/?playlistId=tt0070040?ref_=ext_shr_tw
かなりいろいろな要素から成り立つ作品であることは間違いなかった。それゆえ、観る人により感想は多岐にわたるだろう。
個人的には、かなり難しい作品。何を伝えたいか?はあまり読めなかったので、感じる作品なのかもしれない。
フランケンシュタインの怪物は、科学者が生命の創造をテーマに生み出した怪物のこと。醜い姿でありつつも感情豊かという正反対な見た目と中身を持っており、見た目の悪さが先行して現実世界に入り切れていない。そんな怪物が本主人公を助けたという点が、この作品の不思議さを表している。作品の中心としての機能はないものの、物語のベースとした映画『フランケンシュタイン』を登場させていてリスペクトしているのだろうと感じた。
原題の直訳が「蜂の巣の精霊」。邦題にもミツバチとあるが、これも物語の中心的な機能にはなってないよう。詩人の本から引用したよう。窓の模様、明かりの色、養蜂などで登場していた。作中で精霊についての会話もこれに関するものだろう。
各役者の立ち位置や家庭環境は、当時の難しい社会を揶揄してきるとも取れる作品となっているようだ。
ここまで書いたが、全体としてはあまりよくわからなかった。おそらく一つのメッセージを表す作品ではないのだろうと思い、主人公アンの純粋な行動を見守るように自然となっていた。
3.ズートピア(Zootopia)2016 3.5/4.0
ディズニー作品でありながら、かなり深く重い題材を扱った作品。
3Dアニメーションかつ動物が登場人物であるためかなりポップな映像になっている。でも、よく内容を考えつつ見てると、実は奥深い。
ディズニーだからこそ表現できた作品かもしれない。内容が内容だけに、シリアスな展開が続いたのが少しもったいなかった。
4.映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝 2015 3.5/3.7
今作は久しぶりに家族がメインの話。30作目ということで、しんのすけの生まれにも一部言及されている。
クレヨンしんちゃんにしては、笑える箇所が少なく比較的暗い展開が続いていた。
忍者の世界観の作品だが、忍術に注力してはおらず、世界観の面白さが生かせていない場面が多かった。また、最後の最後、みんなで協力する目的がどこか突然でどこか作られているという印象が強かった。
個人的には、ラクガキングダムが良い→天カスはもうちょい→ニンジャはうーん という感じ。28作目のラクガキが良かった理由は、劇場版では珍しく臼井の原作漫画を原案としているからかもしれない。
さいごに
ふかわりょうはさすがだなと感じました。
鑑賞歴



コメントを残す