『ANON アノン(2018年)』を観た感想。

感想の前に

いわゆるDVDジャケット借り。ジャケットったってアマンダ・セイフライドが写ってるだけ。彼女は ”TIME/タイム” で名演だったので、それ以降ファンである。

タイトル”anon”とは、匿名=anonymousのネットスラングのよう。作中の会話で、”Anonymizer” と言ってたので、おそらくそうだと思う。

そういえば、AnonymousっていうIT団体がニュースを騒がせてました。この”匿名”っていう単語自体が、ITに関連したところが多いと感じる。

そいで感想

この作品は最近製作されただけあって、SFの世界観が他の作品よりもアップデートされているように感じた。というのも、五感から得られる情報はすべて可視化・データ化されている。そしてなにより、デバイスが登場しない点だと思う。今までの作品は、時計だったりメガネだったりとなにかと登場していたが、リアルアイムに映し出されていた。この点は、IT化がかなり進んだ将来かもしれないという点でかなり興味深かった。データ化という点では、プラチナデータ(by 東野 圭吾。映画は観ておらず)に近いのかも知れない。

最後の展開までかなり好きな構成だった。途中での、依頼とか接触の仕方とかには若干のつっこみが入るかも知れないが、そんなもんだろうと観てた(謎の上から)。見える物はリアルタイムに情報を受け取れる時代になれば、監視社会になるのも当然なのかも知れない。

そして、アマンダの演技は素晴らしかった。謎めいたキャラクターとして最後まで不思議な感覚を残していたのはかなり良かった。

siamnora (@siam__) のヒトコト
SF好きにはぜひ観ていただきたい。アマンダ好きも。

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