[映画の感想] ある女流作家の罪と罰(2018年)

感想

本作は、2008年刊行の自白自叙伝がモデルであるが、ご本人は2014年に没。

一見、破天荒な1人の女性の史実をきれいな映像として見せているが、楽して稼ごうとしたただのクズの話。

お金がないからという理由で、歴史を変える行為が許されるのだろうか。そして、周りの人をこんなにも私情かつ大迷惑な行為に巻き込んで自分を一瞬でも疑わなかったのだろうか。

映像の綺麗さ、主人公の演技の良さが良かったからこういう感情になるのかもしれないが、歴史を捏造することや私利私欲に走ったことへの怒りに似たこの感情を一番の感想のため、本作はあまりおすすめできない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)