『ドント・ウォーリー(2018年)』を観た感想。

この作品を観てる最中・観終わると、なにか想うところが生まれるのは間違いない。”想うところ”というのが、観点が多くて一重に言えないのだが。

他人事と捉えられるかも知れないし結果論ではあるが、彼は不慮の事故を負ってはしまったものの、彼にとっては若かりし頃の延長線上の人生よりも結果的な人生の方が幸せだったと思う。

特に、自分の逆境をくじけずに新たな道を見つけたのはよかった。
道の模索中、作中にさまざまな人が登場していたが、それぞれが彼に影響を与えてて面白いなと思った。
彼がくじけなかったのは、このさまざまな人に出逢えたからだと思う。
ただ、彼の新たな道については、正直理解が難しかった。といっても、立場をうまく利用して逆境にめげなかったのがやはり素晴らしいの一言になる。

彼の物語を紹介した作品ではあるが、幸せとはなにか?をこちらに問うてるのかもしれない。わたしの”想うところ”はここだった。

本作は一人の人生の物語という題材のため、話の起伏がすこしばかり薄い。途中で中だるみが生まれてしまうかもしれないが、いろいろな登場人物との成り行きと、彼の言動の行き先を見守りたい。

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