すごい”変わった作品”と言わざるをえない作品。
普通、映画を見終わったら、よかったとか難しかったとか表現が新しいとかなにかしらの感想を抱くが、本作の場合ははっきりした感情をもってなかった。
そもそもまずテーマがなにか?というところに観ていてつまづいた。どういう人がいて、どういう経緯で集められて、宇宙船でなにをやってるかは説明されるものの、なかなか理解するのがむずかしい。
観ていて思うのは、話の内容だったり訴求力はあまり求めていないように感じる。監督は女性でありフランス出身でもあるため、映像や画の構図に標準を当てたのではないかと思う。
観終わって、よくわからないことが多いと思う。描写だったり話の構成だったり。それらを解消するには劇場パンフレットを読むと解消するかと思う。ただ、細かくは書かれていないので少しだけわかる程度だけど。
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劇場パンフレットを読んで
パンフレットには、登場するキャラクターの設定や、監督へのインタビューが掲載されている。特に監督のインタビューの内容が面白い。見ると、あえて追求していない部分であったり設定をぼかしている箇所があると言っている。例えば、宇宙船に乗り込んだ彼らの以前の生活だったり、フラッシュバックのシーンだったり。
本作のシーンとして多かった”身体”について。これは、”欲望と流動体についてのみ語る”としている。そして、作品としては、”絶望と人間の優しさについての映画です。何を差し置いても、愛の物語です。”としている。この文章から受ける印象は人それぞれかと思う。
ラストシーンについては、究極のセックスの探求。要は・・・

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