『LUCY/ルーシー(2014年)』を観た感想。

人の脳は全体の5%に満たない部分のみしか使ってないが、100%フルフルに使うと人はどうなるか?という現代の疑問に回答するような話。

人の脳に関する話の着想はブラッドリークーパー主演”リミットレス”、話の展開はジョニーデップ主演”トランセンデンス”に似ている作品かなと感じた。

細かいことを追求すると突っ込みどころは多いものの、話の序盤”ルーシーがどのように巻き込まれるか”や”どのように脳力を上げるか”にあたるシーンは惹きこまれた。また、脳力が徐々に上がって行くこと、100%という限界を設定したことが大きなポイントであり面白いと感じた。
ただ、話の展開は全体的に突然切り替わることが多い。それからか途中から話の突拍子さについていけなかった。

本作はSFというジャンルとなるが、映像の斬新さや近未来を表現するようなシーンはあまりなかった。画としてはかなり落ち着いた配色になってるのではと思う。

映画は単に比較できるものではないが、わたしは”ルーシー”よりも”リミットレス”の方が面白い。どちらが好みかとなるポイントは”脳力を上げると個体を自在に操れる”ことに同意するか否かかなと。そう考えると、”リミットレス”とは違った考えを示してるといえる。

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