『グレイハウンド(2017年)』を観た感想。


きっかけ

海外ドラマの中でプリズン・ブレイクが大好きだから脱出や脱走という類はジャケットを見ただけで観たくなる。

そして ”イギリス史上最大の脱獄事件” と書いてあるため、実話に基づいた話を観たかった。

歴史から学べることは多くて好き。

ちなみに、タイトルは ”Maze” となっていて、これは舞台である「メイズ刑務所」と「迷路」を掛けていると思われる。

そいで感想

この映画はすべてを理解しようとするとかなり難しい。
歴代には大脱走や脱獄に関する作品が存在するが、その中で一番難しいといっても過言ではない。

その理由としては、本作が”実話に基づいている”ことと、その”歴史的背景が大きい”こと。

舞台は、EU屈指の脱獄の難しさを誇るメイズ/ロング・ケッシュ刑務所。
その中には、1960年代にあった北アイルランド紛争を背景に、IRA(アイルランド共和軍)や英国帰属派(ユニオニスト)などの
それぞれの思いを胸に活動する方々が同時に幽閉されていた。
主人公はIRAに属し、脱獄の目的を”IRAのちからを世界に見せつけるため”としている。

この歴史的背景は作品の中で説明されるものの、1回聞くだけではなかなか理解するのが難しかった。

そこを踏まえて、本作の見方としては、

  • 歴史的背景から主人公の想いを理解する。
  • 人数を脱出する方法をどのようにしたかを見守る。
のような見方があるので、この2点から見れば面白いかも。

以下のブログでは、大人数が脱獄したその後の内容がかなり細かく書かれている。

参考

あの「大脱走」から25年、だそうです。TNFUK

ちなみに、舞台となったメイズ刑務所が今も実在するか?については、
2000年9月に閉鎖されて以来,5年間野ざらしにされてきたよう。
そのメイズ/ロング・ケッシュ刑務所が,2005年9月に一般に公開されたよう。

以下のflickrのページには、当時参加された方の写真が惜しげなく公開されているので、
雰囲気を楽しんでみてはいかがであろうか。

参考

The Maze Prisonflickr

おまけ:他にはどんな脱獄劇があった?

過去にどのような脱獄事件があったか?
以下のブログで紹介されているものは特にすごいもの。

参考

【衝撃実話】歴史に残る世界の大脱獄事件8選!!雑学ミステリー

その中で、”アルカトラズ島”という単語は聞いたことがある人も多いかもしれない。
その写真が以下で公開されている。

参考

脱獄不可能と言われた監獄島、アルカトラズ島の刑務所で撮影された写真カラパイア

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