『TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain, No Gain」(2019年)』を観た感想。

今作は2013年に30歳を迎えて、それ以降の山田孝之のことについてのドキュメンタリー。
以前に公開された「映画 山田孝之3D(2017年)」では、インタビュー形式で内容が進み、山田の生まれた場所や性格などに踏み込んでいたが、本作は仕事にフォーカスしていた。

No Pain No Gain 01

彼の仕事歴はほとんど知らなかったが、ときにはボーカリストとしてフジファブリックや赤西仁とステージで唄ったり、本「実録山田」の執筆活動に追われてたり、ドラマ「闇金ウシジマくん」「勇者ヨシヒコ」に出演したりなど、作品ややってることを上げればキリがないほどの活動が映されていた。
その中でも、本作でフォーカスされていたのは、映画「デイアンドナイト(2019年)」の脚本としてのプロデュース。山田は途中参加であるながらも、構想から3年越しの作品化ということでかなり熱が入っていてその様子に多くの時間が割かれていた。
その部分は簡単に言っちゃえば「デイアンドナイト」のメイキング映像という風になるが、常に山田を中心として映されているので、途中から自分がカメラマンになったかのように錯覚する、そのくらいの臨場感がでてた。彼は思ったことを行動に移し、決めたことを曲げない・チャレンジしてみるという心意気を見て取れた。時々、彼の個性だったり茶目っ気がでているのもやはり面白かった。

山田がこんだけいろいろやっている理由や、その言動における彼の考え方や想いは面白いなと思った。あまり表情から素性がわからない人だが、本作のように密着すると豊かな人だと再認識した。

やはり山田孝之という男は面白い
感想を書く時点でfilmarks評価が4.4と高評価であるので、観た方はそう感じているはず。

この作品は、映画館”シネマカリテ”ってところのみで上映しているが、初めて行ったが新宿のど真ん中にこんな映画館があったとは。それに静かでよかった。また行きたい。
サイトを見る限り、新宿武蔵野館の系列店かな?

デイアンドナイトの記事紹介

「脚本製作ではぶつかり合うこともあったという」って書いてあるけど、けっこうぶつかってた印象はある。

LINK山田孝之×阿部進之介×藤井道人「デイアンドナイト」で発明した「新しい日本映画の作り方」 – 映画.com

siamnora (@siam__) のヒトコト
山田は今後も気になる俳優

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