ワンシチュエーションサスペンスに属する作品。物語はいたってシンプルな”地雷を踏んでしまった”というもの。
フランスの作品で、英語にはないフランス語の独特な臨場感があってよかった。風景はほぼ一点であったが、壮大で歪な場所に孤立しているという表現が十分に現れててよかった。
1番好きなシーンは、手持ちの少ないチョコを食べ、吸ってこなかった煙草を吸い、銃を自分に向けたシーンだ。地雷ではなく自決を選びそうな心情がとてもよかったし深いなと感じた。
最後は”えっ!”と声をあげてしまったが、清々しくてこのタイプの作品では珍しい。
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