『千と千尋の神隠し(2001年)』を観た感想。

一言で感想を言うなら”ジブリの最高傑作!”。細かいところまでの描画や表現が成されていて見ていて飽きない。また、様々な関係性が見れるので展開も気になりのめり込んでしまう。

強く印象に残ったのは、ドロドロの臭い神様が実は川の神様だったというシーン。神様のドロドロで臭い元が自転車やパイプ、冷蔵庫などであることがわかる。これは人が作って人が捨てたものと推測できるため、現在の汚いとされる川の元凶は人にあるというメッセージと取れる。

昔観たときはそこまで強い印象を抱かなかった作品であるが、時間が経ってみると色々な視点で見ることができると感じた。また、湯婆婆の屋敷をモデルにしたとされる台湾の九份に行ったこと、ジブリの立体建造物展に行ったことも少なからず影響していると思う。

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