『グランド・ブダペスト・ホテル(2014年)』を観た感想。

ドイツ・イギリス合作のドラメディ映画で、栄華を極めたホテルのコンシェルジュと若い従業員の交友を描いた内容。

この作品、何と言っても見所は”映像”の一言に尽きる。有名で人気だったホテルの現在の寂れた感じ、監獄の寂しさ、雪景色など場面は多岐に渡るも、どれも綺麗にかつ穏やかに描かれていた。リアリティというよりもコミカル感で絵本の中にいるような感覚を与えてくる。時には残酷とも取れるシーンも淡白にグロさをださず表現していた。

役者も豪華の一言。中でもベルボーイ役自体がコミカルな風貌で見入ってしまう。
個人の想いが入り乱れているも眈々と進む話に時間を感じなくすぐ終わったという印象。期待してなかっただけに面白かった。

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