『ザ・ホスト 美しき侵略者(2013年)』を観た感想。

知的生命体に支配されている世界で、どちらの感情も持った主人公がどう向き合うかというSF作品。

テーマは”人間の情の強さ”。表現の方法として、様々なモノを対比という形で登場させている。住む場所は知的生命体の支配する未来的な都心部と対比に元来の人間が逃げ場とした砂漠・岩山地帯、身の回りのものは白や銀で統一してるのに対しカウボーイや暖色を多く取り入れていた。これにより、知的生命体の無機質さと人間の感情を表しているかのようだ。
映し出される景色はかなりの壮大さと綺麗さがあり圧巻させられる。特に砂漠地帯はかなり綺麗だった。

ただ、この映画は一言で”残念”に尽きる。地球外生命が侵略する作品が増える中でこの内容はさみしい。そのためか話のテンポが悪く進展のなさが目立ってしまった。結末に関しても、もう少しまとめ上げて欲しかった。

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