『LIFE!(2013年)』を観た感想。

かなりの最高傑作!

あらすじ:雑誌”ライフ”が会社の方針でオンライン化されるにあたり、現在の部署は解体されてしまう。そんな中、最終号を刊行するためのネタとなるネガが送られてくるも、肝心の表紙のネガだけが存在しない。ネガを求めて調査を始めるが、、、

この作品のいいところは内容がぶっ飛んでることに終わらず現実にもリンクしているところ。雑誌のオンライン化は現代のIT社会ではますます進んでいくだろう。そうなると紙媒体で刊行していたときのような、ネタ(写真)の選定に時間をかけることは少なくなる。アナログもいいよということを訴えてるのではと感じた。

主人公に妄想癖があるが、そもそも妄想とは現状に満足していない場合が多いらしい。そんな状態をうまく再現できてて共感した。ベンスティラーならではの表現なのかもしれない。また、特に何もない人間でも行動すれば変われるということも表現している。

作品で1番いいところは”映像の綺麗さ”かと。会社の中は明るい光の通った部屋であったり、アイスランドやグリーンランドでは圧倒される自然が展開される。かなり良い撮影環境で行われたのだろう。都会の忙しい感じと島国のゆったりさで対比させているのも良かった。

ジムキャリー主演の”YESマン”に似た元気が出る作品。深く考えずに映像美を観れる。

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