『13F(1999年)』を観た感想。

重大な発見をした、この言葉を最後に主人公のボスは殺されてしまう。ただ、犯人は主人公かもしれない。

主人公の属する会社は仮想空間(ボスの幼少期時代)に住んでる仮想の人間に精神を飛ばすことができる装置を持つ。この装置で真相を追う。

過去に行くという内容の中で、個体をダウンロードするという移送方法が新しい。またパラレルワールドという次元を扱った難しい内容となっている。仮想空間の端を描いているのも新しい。
映像は21世紀と19世紀のかけ離れた世界観を、現代は高層ビルやサーバの集合という角ばった物や鏡張りなどの近代に代表するもの、仮想世界質素な昔ながらのスーツやビンテージ車の落ち着いた色の対比を用いている。

結末は他の映画にはないものとなっている。総称してなかなかに斬新かつ創造性高い作品なので、SF好きならハマるかも。
インセプションとマトリックス、わたしは似てない別物かなと感じた。

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