『VR ミッション:25(2015年)』を観た感想。

最近、どこのメディア・媒体を見てても「VR(バーチャルリアリティ)」という言葉を見かけていたので、その技術を主に扱ったと思われるタイトルに惹かれて視聴。

物語の着想は面白いと思う。ただし、話の展開や流れに疾走感、参加者の感情、現場の臨場感といったものがあまり感じられず、タンタンと進んでいく印象が非常に強い。もう少し参加者や主催者の思いや目的を加えても良かったと思う。ただし、結末はよかった。このままフツウに終わってたら救われなかったので、少しホッとした。

映像面では、VRの世界と現実の世界とのギャップの大きさがかなり面白かった。この対比がVRであるということを強調しているように感じた。

部分的に見ると、有名な映画の寄せ集めと思わせるシーンが有った。比較すれば似てはいないだろうが、着想は得たのではないかと思われる。

評価はあまり高くないものの、現在社会の嗜好と、未来に登場してもおかしくない媒体(ゲーム)だと思うので、一見する価値はあると思う。

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