『人生でやりたいことはなんですか?』と質問したときに、多くの人は「旅行」といいますし、「海外旅行に行きたい」と言う方は多いように感じます。
ただ、その殆どの人は、結局海外には行けてないです。
そこで、なんだかんだ”行かない理由”とわたしの考えを簡単に書いていきます。
理由① 英語が話せない
これが圧倒的理由ではないでしょうか。
わたしは30カ国以上行っていますが、未だに全く英語が話せません。
ただ、(わたし自身の経験値が高まっている事がありつつも、)場面場面でどのように話せばよいかを学んでいます。もちろん最初は手探りで対応してましたが、英語技術を向上したというよりも対応能力が上がったと言えます。
この対応というのは国に依らず、英語であれば共通なことが多いです。なので、1回その場面に出くわしさえすれば今後は対処可能だといえるでしょう。ある意味、人生はその繰り返しかなと思います。
そこから考えると、英語が話せるかどうかは重要ではなく、まずどういう場面が発生するかを肌で感じる事が重要ではないでしょうか。海外に行くときはその場をどうやっても乗り越えようとする気概といえます。
※英語は中学英語が片言だろうが話せれば旅行や旅については問題ないです。旅人と現地の人には、基本的に消費者 と 販売者という関係で利害関係があるといえるからです。
理由② 怖い・恐い
これもかなり多い理由です。
海外は日本に比べたら治安が悪い場所が多いし、住んでいる人種もさまざまです。
もちろん、日本では体験したことがない人との接触もあり、
怖い・恐いは、知識のなさ、経験した事のないことへの想像上の不安、事件に巻き込まれる可能性、これらが多いです。ただし、これらが実際に起きるかどうかはもはや運に近いものであり、調べるだけ調べるというのが対処法にしかならないです。
どうしても行きたい場所であれば、調べるだけ調べる、その後はある意味運に任せる度胸も必要です。
わたしは毎回新しい国に行くことにしています。もちろん通貨も人も乗る飛行機もVisaの要件も何もかもが違います。航空券を取るときに調べるだけ調べて、航空券を購入後は行って耐えるしかない心意気です。
理由③ Visaや陰性証明書など準備が難しい
これは行かない理由のうち、最後の最後にくる行かない理由かなと思います。
旅行であればVisa要件は比較的簡単です。例えば中東諸国に行った後にアメリカへ行く、内戦が起きてるイエメンに航空機で行く、などはかなり難易度が高いですが、ほかはそうでもないことが多いです。
まずは1回やってみよう、この心意気が重要かもしれません。
理由④ まず日本を知ってから行きたい
まず「日本を知る」という点について、これ自体が圧倒的難易度のため、非常に難しいです。
一つの場所、一つの分野を極めることも難しいことを考えると、日本を知るというのは終わりがないこと、そしてゴールを定義するのも難しいです。
底まで考えなくても、まずは日本からでて世界に足を踏み出して、世界に触れてみるくらいの気持ちで良いのかなと思います。
理由⑤ 仕事が一段落したら
これについては一生行くことはないでしょう。なぜなら仕事はなくならないものですし、忙しくない仕事は日常がつまらないでしょう。
大体旅先で会う人は、長期休みを取って来てる人です。忙しさは別として、休みを根性でも取る調整を日々行う、休みの取りやすい会社を検討する、といったことをしたほうが良いかなと考えています。
理由⑥ 老後になってからの楽しみ
これもよく聞きます。
ただ考えてほしいです。人生で体力があるのは今で、感性や感覚も今が若々しいでしょう。それを置いておいて老後にとっても、お金と時間は確かにあるとは思いますが、体力と感性は衰えているでしょう。
そして、その頃に自分が生きているか?、行きたい国に行ける状態か?。これらが未知数なので、行けるときに無理にでも行ったほうが良いでしょう。
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